【教師を辞めると後悔する?】元小学校教員が語るメリット・デメリット

【教師を辞めると後悔する?】元小学校教員が語るメリット・デメリット

 

教師として働きながら、子育てと仕事を両立する中で毎日が忙しく

 

何度も心が折れそうになってしまいますよね

 

人の子どもを教えているけど
自分の子どもをあまり見てあげられていないのでは…

 

子どもと遊んであげたいけど時間がない…
週末も教材研究をしなくては…

 

このようにわたしも何度も考えたことがあります

 

授業準備や校務に追われながら家庭のこともしなければならない現実は誰にとっても大変です

 

この記事では、元小学校教員であり、2024年3月で退職したわたしが

 

退職して1年近く経って感じる教師を辞めるという選択のメリットとデメリットを本音でお伝えします

 

しょっちゃん
しょっちゃん

2人の娘を子育て中!
小学校で産育休を含め12年勤務

 

わたしの自己紹介はこちら

教師の仕事は、大変ですがその分やりがいも多く大好きな仕事でした

 

「教師を辞めると後悔するの?」という疑問をもとに

 

子どもと向き合える時間や家庭とのバランス、そして新しい可能性について考えます

 

教師のみならず忙しいパパさん、ママさんの今後のキャリアやライフスタイルを見直す参考になれば嬉しいです!

 

それでは、わたしが実感するメリットを4つ、デメリットを2つ紹介します

 




メリット

教員を退職する前と退職した後で1日の過ごし方が大きく変化しました

娘のタイムテーブルは以下のようになっています

では、このタイムテーブルをもとにメリットを紹介します

 

子どもと向き合う時間が増えた

子どもと向き合う時間が増えたのが一番に思いつくメリットです

退職前は、17:30のお迎え〜寝る21:00までの3時間30分しか子どもたちとゆっくり過ごす時間がありませんでした

しかし今では、寝る時間が早くなったにもかかわらず5時間ゆっくりと過ごすことができています

教師の仕事は、登校してくる子どもたちを教室で出迎えるためには、8時ごろには出勤しなくてはなりません

両親ともに先に家を出るため1年生の娘に鍵を持たせて

自分たちより遅く家を出ることを心配していました

退職することでこの問題を解決し「いってらっしゃい」と毎日見送ることができています

また、小1ギャップと言われるくらい慣れることに課題がある時期でもあるので
「おかえり」と出迎えて、娘の表情や学校であったことなどを聞けることも本当によかったと感じています
実際、1学期に下校時友だちとトラブルがあって泣きながら帰ってきたことがありました
その時もじっくり話を聞くことができましたし
先生や相手の親御さんに相談できたことで解決することができました
このように子どもとゆっくり向き合う時間がとれるようになったのは大きなメリットの1つです

 

睡眠時間がより確保できた

タイムテーブルを見ていただくと一目瞭然ですが、娘たちの睡眠時間が2時間も増加しました

退職前、保育園に通っていたときは、長く寝られても21:00〜6:00の9時間

今では、20:00〜7:00の11時間とることができています

理想的な睡眠時間は

3歳児は、10時間〜13時間

小学1年生は、9時間〜12時間

米国国立睡眠財団のデータより

 

働いている時はどう頑張っても睡眠時間を十分に確保できませんでした

ですが、昨年と比較して2時間睡眠時間が増え、子どもたちも日中穏やかに過ごすことができています

また、まだ話したいことがあるのに「早く寝なさい」ということも減り親子共にゆとりを持つことができました

以上のことから子どもたちの睡眠時間確保は、退職することで得られた大きなメリットであると考えます

次女を幼稚園に通わせることができた

次女は、現在3歳なので自宅で保育しています

近所に評判のよい幼稚園があるのですが、優先して入園するためには

隔週であるプレ幼稚園に参加しなければなりませんでした

フルタイムで労働していては、通わせることができませんでした

おかげで次年度から次女は、希望していた幼稚園に通えることが決まりました

 

放課後の選択肢が増えた

次女の育休中に長女は1年だけダンスの習い事をしていました

そこが16:30からだったのでわたしの復職のタイミングでダンスを辞めざるを得ませんでした

ダンスが好きで頑張っていっていたのにと残念に思っていたのですが

退職を機に習い事を再び始めることができました

あとは、友だちの影響で「ピアノも習いたい!」と言い出したので週に1回16時〜ピアノも習いはじました

どちらも昨年まではできなかったのでよかったなぁと思っています

 

デメリット

退職したことによるデメリットももちろんあります

2つ紹介します

お金がたまらなくなった

やはり経済的な面がもっともデメリットとして大きいです

昨年と比較して、約半分になったので資産が増えるスピードも大きく鈍化しました

具体的には、2023年は、500万円近く貯金できていたのが100万くらいに減ってしまいました

教師の仕事は、安定もしていてそれなりに収入があるのでそれが半分になってしまったのは大きなデメリットであると言えます

今は夫の収入+配当金

で生活していますが、毎月かつかつか出費の多い月は、赤字になることもあります

ボーナスや配当金の多い月などで補填して年間を通して赤字になることはありませんが

この先、子どもが大きくなるにつれて支出も大きくなっていくのがやはり不安でもあります

使える時間が増えるタイミングで短時間の労働をすることも考えています

また、投資を続けて、受け取ることができる配当金も増やしていきたいです

1月の配当金まとめの記事はこちら

 

次女を幼稚園入学までの1年間、家庭保育をしないといけない

1歳から1年間保育園に通った次女ですが、退職したため保育園を退園しました

そのため年少までの1年間、家庭保育をしました

最初は、2人で過ごす時間がゆっくりに感じ、何をしたらいいんだろうと悩みました

今では、近くの子育て支援センターや図書館へ行ったり、近くにある実家にいって過ごしたりしています

毎日なにしようかなと考えるのは大変ですが

幼稚園入園まであと少しの次女と過ごせる時間を大切にしていきたいと思っています

あとは、毎日昼ご飯を作らないといけないのは、けっこう大変です

今までは、学校給食だったのでなおさら

食費も高くなってしまっています(しかたないですが)

 

後悔しないためのポイント

以上のメリット、デメリットを含めて後悔しないためのポイントを整理します

辞める理由の明確化

なぜ今、教師をやめたいのか。仕事を続けることによるストレスや不満

家族のライフスタイルを考えて整理しましょう

 

経済的な準備

現在の収入、支出を把握し、今後子どもが成長していくうえでかかる支出や将来の収入源について計画を立てることが必要です

わたしは、毎月の収入、支出をマネーフォワードMEで管理しています

無料版でも十分です

また、12月の家計簿報告の記事でも公開しておりますので、参考にしてみてください

 

パートナーとの話し合い

家族のサポートやライフスタイルの変化は大きなテーマです

家族としっかり意見交換し、お互いの理解を深めていくことが大切です

わたしたち夫婦は、かねてから前述した「子どもに鍵をもたせて先に家を出る」ことを心配していました

それを解決するために最終的には、退職を選択することになりました

 

このように普段からパートナーと意見交換をし、理解を得ていくことは本当に大切です

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

以上のことかあら退職することのデメリットよりもメリットのほうがはるかに大きいと考えます

 

元々は、あと5年くらいは働く予定でしたが、

配当金を含めた収入と支出から「退職してもまぁいけるやろ」と最終的には判断し

長女が小学校入学のタイミングで退職しました

長女は、1歳から卒園まで保育所で過ごしたので

もっと早く思いきって決断したら良かったとお思っています

しかし、今回思いきって「教師をやめる」という選択ができたのも資産形成をおこなってきたおかげです

資産形成を進めていくことで

働かなければならない→働いてもいい・働かなくてもいい

という選択肢ができます

こちらの記事を参考に資産運用をはじめてみてください

 

 

 

「教師を辞める」という決断には、大きな不安があると思います

今の自分たちにとって何がいちばん大切なのかを考え、見極めることが後悔しない選択につながると思います

まずは、焦らず自分のペースで考えてみてください

 

あなたの選択がもっと幸せな未来につながることを心から願っています

 



タイトルとURLをコピーしました