新NISAで高配当株はアリ?投資信託と比較して選び方を解説【高配当株編】

新NISAで高配当株はアリ?投資信託と比較して選び方を解説【高配当株編】

 

先日X(旧Twitter)で交流のあるまさブログさんから以下のような質問がありました

 

新NISAでは、今までできなかった個別株を買うことが出来る成長投資枠つみたて投資枠を併用することができます

 

対象となる金融商品は、以下のようになっています

成長投資枠:個別株、ETF、投資信託に投資することができる
つみたて投資枠:金融庁が指定した長期・積立向きの投資信託・ETF
このように成長投資枠では、幅広く投資対象を選ぶことができます
そこで、
新NISA成長投資枠で高配当株、インデックス型の投資信託どちらを買うべきか
この疑問を解決するべく、
投資信託に投資するメリットを解説しました
詳しくは、先ほどの記事で紹介していますが
まさブログさんの言う通り、インデックス型の投資信託は
複利の観点から資産形成に非常に有効です
しかしながら、投資の最適解は、人によって違います
わたしは、2024年からはじまった新NISA成長投資枠で高配当株に投資しています
今年に入って投資信託は購入していません
昨年もつみたて投資枠で購入したのは、旅行用のつみたてのみです
この記事では、なぜわたしがオルカンやS&P500に連動する投資信託ではなく
高配当株を買っているのかを詳しく解説します
この記事を読むと新NISAで高配当株を買うメリットを知ることができ、
前編の記事をあわせて読んでいただくことで
みなさんのそれぞれにあった最適な投資について考えることができます
しょっちゃん
しょっちゃん

30代半ばで資産3,200万円ためたわたしが

新NISAで高配当株を買う理由をお伝えします

わたしの詳しい自己紹介は、こちら

 

結論ですが、新NISAで高配当株を買うのに向いている人は以下です

・定期的に配当金を得たい人
・長期的に資産を増やしたい人
・値動きに敏感になりたくない人
・サイドFIREを目指している人
・年金以外の退職後の収入がほしい人
・投資に時間をかけたくない人
もし、どれかに該当していた場合、新NISAで高配当株投資を買うことを検討しても良いかもしれません
では、わたしが新NISAで高配当株を買う理由について解説していきます
高配当株のメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています




新NISAで高配当株を買う理由

配当金が最大約25%アップする

特定口座で配当金を受けとるときには税金がかかります

日本株:20.315%
(所得税15.315%+住民税5%)
米国株:約28%
特に米国株は、確定申告で取り戻せる場合もありますが
日米両方で課税されるため28%も税金として納めなければなりません

これが新NISA口座で保有すると

 

日本株:0%
米国株:10%(現地課税分)

となります

日本株、米国株で100万円の配当金を受けとると仮定すると…

特定口座 新NISA口座
日本株 796,850円 1,000,000円
米国株 約720,000円 900,000円
このように大きな差が開いてしまいます
わたしは、高配当株を買うことで少しでも毎月のキャッシュフローを増やし
日々の生活の中で積み上げている
よくなっている実感がほしいのでこの差はとても大きいです
20万円の配当金を得ようと思うと
配当利回り4%の銘柄なら500万円必要なので
新NISAを活用するだけで効果は絶大です

売りのタイミングを考えなくていい

前回記事でも書きましたが、高配当株は、安定して配当を出し続けてくれている限り売る理由はありません

売ったり買ったりを繰り返すのは、プロの投資家を相手にするのでほぼ勝てません

新NISAで高配当株を買うことで、非課税で配当金を受け取りながら超長期で保有することで株価の上昇を期待できます

株で一番成績のいい人は、「亡くなっていた人」「自分の口座を忘れていた人」

このような極端な逸話があるくらい投資は、長期保有することが一番いいとされています
実際には、業績の悪化や事件があれば売却を検討することもありますが、よほどのことがない限り売却はしません
売却しなくていいような安定した銘柄に投資をしたいものです
わたしもNISAで損切りしたのでその失敗を今後に活かしたいと思います

新NISAで高配当株を買う注意点

メリットばかりではなく、デメリットもありますので必ず知っておいていただきたいです

それは、新NISAでの損は、翌年以降に繰り越すことができないことです

特定口座での株の損失であれば、確定申告をして、損益通算を行うことで3年間繰り越すことができます

簡単に言うと、今年損していれば、来年利益が出たときにその利益で払うはずだった税金と相殺してくれると制度です

ですが、新NISAでは、損を繰り越すことができません

さらに注意してほしいのは、繰り越すことができないからといって損切りをためらってしまうことです

新NISAであっても損切りは、するべきときはしなければ大損失につながります

 

・安定している銘柄を選ぶ
・長く成長が期待できる
・広く分散され、リバランスをおこなってくれるETFを選ぶ
これらを意識し、投資をおこなうことでデメリットを補うことができます




まとめ

いかがだったでしょうか?

新NISAで高配当株を買うことで、配当金を25%アップさせ、長期的に持つことをより意識できるようになります

2024年から夫1人の収入と配当金での生活になり、なかなかまとまった投資資金が確保できないため

特定口座を売却し、新NISA口座で買い直しています

その際、売却益に税金がかかってしまっていますが

この先配当金を非課税で受けとる分でいずれ相殺できると考えています

 

このように新NISAで高配当株を買うメリットは大きいと考えます

 

【投資信託編】と合わせて読んでいただき、みなさんにあった投資について考えてもらえたらと思います



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